ダイエット注射(GLP-1)は痩せる?種類や効果・副作用を徹底解説

院長 柏木 宏幸所属学会・資格
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本内科学会 内科認定医
- 日本消化器病学会 消化器病専門医
- 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
- 一般社団法人日本病院総合診療医学会
認定病院総合診療医 - 難病指定医
- がん診療に関わる医師に対する緩和ケア 研修会 修了
- PEG・在宅医療研究会 修了証
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この記事のポイント
・ダイエット注射の安全性と副作用
・ダイエット注射の種類と選び方
SNSやニュースで、注射薬「マンジャロ」をはじめとした「ダイエット注射」を目にして、気になっている方も多いのではないだろうか。
「本当に痩せられるの?」「副作用は大丈夫?」と疑問に思う気持ちもよくわかる。
ダイエット注射は、医療用の医薬品を使った治療法だ。
減量効果が期待できる一方で、正しい知識を持たずに始めると、思わぬリスクにつながる可能性もある。
この記事では、ダイエット注射の作用や副作用、注射薬の種類を詳しく解説。
正しい知識を持って、自分に合ったダイエットの方法を選べるようになるはずだ。
※本記事で取り扱う診療項目はすべて自由診療です。この記事は自由診療に関する情報を含みます。
※オンライン診療では、医師の判断により対面診療が必要な場合や、処方できない場合があります。
ダイエット注射とは?作用と効果について
まずは「ダイエット注射」がどのように作用するのか、なぜダイエットに使われるのかを確認していこう。
GLP-1注射の作用
そもそもGLP-1とは「グルカゴン様ペプチド-1」の略称で、もともと人間の体内に存在するホルモンだ。
主なGLP-1の作用は以下のとおり。
・グルカゴンの分泌を抑え、血糖値の急上昇を防ぐ
・胃の動きを緩やかにし、消化のスピードを遅らせる
・脳の満腹中枢に働きかけ、食欲を抑える
食事を摂ると小腸からGLP-1が分泌され、体内のGLP-1受容体に結合し、上記のような作用を発揮する。
GLP-1受容体作動薬、すなわちダイエット注射は、このGLP-1と同じような働きをする薬だ。
もともとは2型糖尿病の治療薬として開発されたが、減量につながる作用があることから、医療行為としての体重管理にも使用されるようになった。
GLP-1注射で体重管理の効果が期待できる理由
GLP-1注射に体重管理の効果が期待できる理由は、主に以下の3つだ。
・血糖値が安定し、脂肪の蓄積が抑えられる
・満腹感が持続し、間食が減る
「お腹が空かない」「少量で満足できる」といった変化が起こり、無理なく食事量を減らせる。
間食の回数も減り、1日の総摂取カロリーが減少しやすいわけだ。
また、血糖値を安定させるため、脂肪がつきにくい状態を作れる。
ただし、GLP-1注射だけで劇的に痩せる効果が期待できるわけではない。
運動や食事管理と組み合わせることが必要だ。
ダイエット注射は危ない?GLP-1の安全性と副作用について
GLP-1注射には副作用のリスクもある。
使用前に知っておくべき副作用や注意点を確認しよう。
ダイエット注射のよくある副作用
GLP-1注射の代表的な副作用は以下のとおりだ。
・嘔吐
・下痢
・便秘
・腹痛
・消化不良
・食欲減退
嘔吐や下痢などの消化器症状がもっとも多く報告されている。
GLP-1注射は胃の動きを緩やかにする作用があるため、胃腸に負担がかかることがあるのだ。
副作用は使用を始めた直後や、用量を増やしたときに起こりやすい。
症状が続く場合は医師に相談しよう。
GLP-1注射は糖尿病治療薬として国内承認済み
「マンジャロ」をはじめとするGLP-1注射は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されている。
ただし、肥満治療を目的とした使用は、日本国内では未承認だ。
オンラインクリニックなどで処方される場合、あくまで自由診療の範囲で医師の判断により処方される。
医師の診察を受け、定期的に経過を確認しながらの使用を前提としてほしい。
GLP-1注射の使用前に確認すべき注意点
GLP-1注射は、以下に該当する方は使用できない、または慎重な処方の判断が必要となる。
・膵炎の既往歴がある方
・重度の胃腸障害がある方
・甲状腺の病気がある方
・糖尿病で既に治療中の方
胎児や乳児への影響が十分に確認されていないため、妊娠中や授乳中の方、妊娠の可能性がある方は使用を避けなければならない。
なお、膵臓や胃腸・甲状腺以外にも持病がある場合や、服用中の薬がある場合は、必ず医師に伝えよう。
ダイエット注射の種類と選び方のポイント
GLP-1注射には、主に以下3つの種類がある。
・オゼンピック:週1回タイプ
・サクセンダ:毎日1回タイプ
投与頻度や特徴が異なるため、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切だ。
以下で選び方のポイントを見ていこう。
週1回タイプの注射:マンジャロ・オゼンピック
マンジャロとオゼンピックは、週1回の自己注射で使用するタイプだ。
毎日の投与が不要なため、投与の手間が少なく、継続しやすいのが特徴となっている。
「毎日の投与が面倒」「打ち忘れそう」と感じる方は週1回タイプが選択肢となるだろう。
毎日タイプの注射:サクセンダ
サクセンダは、1日1回の自己注射で使用するタイプだ。
毎日投与する必要があるが、副作用が気になる場合に用量を減らしたり、体調が良いときに増やしたりといった柔軟な対応ができる。
「まずは少量から始めたい」「体調に合わせて調整したい」という方に向いている傾向がある。
※用量の増減は自己判断ではなく、医師の診察を受けて指示を仰いでください。
飲み薬タイプの「リベルサス」との違いは?
GLP-1受容体作動薬には、注射薬ではなく内服薬(飲み薬)の「リベルサス」もある。
注射に抵抗がある方でも使いやすい点が特徴となっている。
ただし注射タイプと比べると、効果はやや穏やかな傾向にある。
「注射に抵抗がある」「まずは飲み薬から試したい」という方の選択肢となるだろう。
ダイエット注射を徹底比較!特徴や使用方法の違い
主に使われるGLP-1注射「マンジャロ」「オゼンピック」の2つと、内服薬の「リベルサス」の特徴や使い方を詳しく解説する。
※本項で記載の臨床試験は、各薬剤を最低180日間処方された413,557人の患者を対象にし、GLP-1治療開始1年以内に処方された薬剤のピーク投与量で患者を層別化し、投与量が体重減少量にどのように影響するかを調査したもの。臨床試験の結果はあくまで中央値であり、実際の結果には個人差があります。
マンジャロの特徴・使い方
マンジャロは、週1回の自己注射で使用するGLP-1/GIP受容体作動薬だ。
有効成分は「チルゼパチド」で、「GLP-1受容体」と抗肥満作用があるホルモンの分泌を促す「GIP受容体」の両方に作用する。
臨床試験では、用量ごとに以下の結果が見られた。
|
用量 |
減量結果 |
|---|---|
|
5mg |
8.6% |
|
10mg |
13.2% |
|
15mg |
15.0% |
なお、マンジャロは2.5mgから開始し、4週間ごとに効果を確認しながら段階的に増量していく「漸増投与」が推奨されている。
自己注射は週1回、腹部または大腿部(太もも)に行う。
週1回、同じ曜日に投与することで習慣化しやすいだろう。
オゼンピックの特徴・使い方
オゼンピックは、週1回の自己注射で使用するGLP-1受容体作動薬だ。
有効成分は「セマグルチド」で、GLP-1受容体のみに作用する。
臨床試験では、用量ごとに以下の結果が見られた。
|
用量 |
減量結果 |
|---|---|
|
1mg |
4.5% |
|
1.7mg |
6.0% |
|
2mg |
5.9% |
|
2.4mg |
10.0% |
クリニックで処方されるオゼンピックには主に0.25mg、0.5mg、1mg、2mgの用量があるが、基本的には0.25mgから開始し、4週間ごとに効果を確認しながら段階的に増量していく。
自己注射は以下のいずれかに行う。
・大腿(太もも)
・上腕
注射部位は毎回変更し、前回の注射箇所から少なくとも2〜3cm離す必要がある。
マンジャロやオゼンピックの自己注射は週1回、腹部または大腿部(太もも)に打つことが多いが、上腕(二の腕)に打つことも可能だ。
同じ場所に繰り返し注射を続けると、皮膚が硬くなる・しこりができるなどの皮膚トラブルから薬の吸収が不安定となり効果が落ちることがある。そのため、注射する場所を毎回少しずつずらすことが大切である。前回注射した場合から2〜3cm程度離した方がよいため、腹部に打つ場合でも左右・上下に位置をずらすことや、右腹部→左腹部→右大腿部→左大腿部のようにローテーションさせるとよい。
リベルサスの特徴・服用方法
リベルサスは、GLP-1受容体作動薬の中で唯一の内服薬(飲み薬)だ。
有効成分は「セマグルチド」でオゼンピックと同じだが、剤形が注射薬でない。
臨床試験では、用量ごとに以下の効果が見られた。
|
用量 |
減量結果 |
|---|---|
|
3mg |
1.8% |
|
7mg |
2.8% |
|
14mg |
3.8% |
リベルサスには3mg、7mg、14mgの3つの濃度があり、基本的には3mgから開始し、効果を確認しながら段階的に増量していく。
また、服用方法には以下の条件がある。
・服用後30分間は、食事や他の薬の服用、水以外の飲み物を摂ることができない
タイミングに指定はないが、一般的には「毎朝起きてすぐ服用し、30分以上が経過してから朝食を摂る」といったイメージで習慣化する。
条件を守れる生活リズムであれば、飲み薬のリベルサスも選択肢に入るだろう。
ダイエット注射を始める前に知っておきたい使用までの流れ
GLP-1注射を始めるには、医師の診察と処方が必要だ。
使用までの流れや費用を事前に確認しておこう。
まずは医療機関で診察と処方を受けることが必要
GLP-1注射は医療用医薬品であり、医師による処方が必要だ。
使用するには、GLP-1注射の処方に対応する医療機関で診察を受け、処方箋を発行してもらわなければならない。
診察では以下のような内容が確認される。
・既往歴
・服用中の薬
・アレルギーの有無
医師が使用しても問題ないと判断した場合のみ、薬が処方される。
ダイエット注射の費用の目安
GLP-1注射を使ったダイエットは保険適用外の自由診療のため、費用はクリニックによって異なる。
一般的な費用の目安は以下のとおりだ。
・オゼンピック(2mg):1ヶ月あたり20,000円〜30,000円程度
・リベルサス(3mg):1ヶ月あたり8,000円〜12,000円程度
あくまで目安であり、クリニックによって価格に幅があることは理解しよう。
「オンライン診療」なら自宅で診察・処方が受けられる
「クリニックに通うのは面倒」「忙しくて通院する時間がない」という方には、オンライン診療の選択肢がある。
オンライン診療では、以下のような対応を受けられる。
・処方された薬の自宅への配送
・定期的な診察
・LINEやチャットでの相談(※クリニックによる)
オンライン診療は自宅で医師の診察を受けられるため、通院時間や交通費がかからない。
なかなか時間が取れなくても、ダイエット注射を検討することが可能だ。
※医師の判断により対面診療が必要な場合や、処方できない場合があります。
ダイエット注射が処方可能なオンラインクリニック7選
以下に、GLP-1処方に対応しているオンラインクリニックの情報をまとめた。
|
クリニック名 |
単月料金 |
定期便料金/月 |
診察料 |
配送料 |
発送目安 |
特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
DMMオンライン |
マンジャロ2.5mg:32,450円 |
マンジャロ2.5mg:31,450円 |
無料 |
550円 |
最短当日 |
24時間いつでも |
|
デジクリ |
単月処方なし |
マンジャロ2.5mg |
初診税込 |
550円※1 |
最短当日 |
カメラオフで |
|
クリニックフォア |
マンジャロ2.5mg:33,000円 |
マンジャロ2.5mg:28,215円 |
無料 |
550円※1 |
最短当日 |
注射薬のほか |
|
イーライフ |
単月処方なし |
マンジャロ2.5mg:29,980円 |
無料 |
無料 |
最短当日 |
診察料や送料が |
|
クリニーク |
マンジャロ2.5mg |
定期便なし |
初診税込 |
1,000円 |
最短当日 |
1本から単剤処方に |
|
レバクリ |
マンジャロ2.5mg:33,000円 |
マンジャロ2.5mg:27,550円 |
無料 |
550円 |
最短当日 |
郵便局での |
|
東京ミレニアル |
単月処方なし |
マンジャロ2.5mg |
無料 |
550円 |
通常2~3日 |
渋谷に実店舗あり |
※1 注射薬はクール便のため税込1,100円
※料金は2025年11月時点の情報。料金は配送料や診察料を含んだ総額です。
※実際の診療時間は医師の対応時間内です。
ここからは、各クリニックの詳細を解説する。
気になるクリニックの情報を確認してみてほしい。
24時間いつでも予約対応のDMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックは、24時間365日いつでもWeb予約ができるオンライン診療サービスだ。
診察は提携医療機関の「医療法人社団DMH」が行っている。
深夜や早朝の時間帯でも予約を入れられるため、なかなか時間が取れなくてもスケジュールを組みやすい。
※実際の診療時間は医師の対応時間内です。
予約した時間になったら、ビデオ通話で医師による診察を受け、薬が処方される流れだ。
診察の所要時間は10分程度のことが多く、仕事の休憩時間でも対応できるだろう。
通常は早ければ翌日に薬が配達されるが、東京23区・大阪市24区内では別途料金で「Uber Eats便」による当日配送も選択できる。
※混雑状況やUber Eats配達員とのマッチング状況により、対象エリア内でも当日配送ができない場合があります。また、診療・配送の所要時間は医療機関や配送体制によって異なります。
※Uber Eats便の料金はエリアにより異なるので、クリニックの公式サイトを確認する、または診察時に詳細をご確認ください。
カメラオフで診察できるデジクリ

デジクリは「音声のみ」の診察に対応するクリニックだ。
カメラをオンにする必要がないため「部屋を見られたくない」「すっぴんで受けたい」というケースも問題ない。
※医師の判断によりビデオ通話・対面診療が必要な場合や、処方できない場合があります。
医師の診察は10分程度で終わるため、外出先でも対応できるだろう。
また、初診時のみ税込1,650円の診察料がかかるが、2回目以降は診察料無料となっている。
用量調整のための診察のたびに、診察料を負担する必要はない。
また、使用中に気になることがあれば、公式LINEで24時間チャット相談が可能だ。
※あくまでメッセージを送れるのが24時間対応であり、返信可能時間は医師または担当スタッフの状況に応じます。
「副作用かもしれない」「使い方を確認したい」といった疑問にも、医療チームが回答してくれる。
薬の選択肢が多いクリニックフォア

クリニックフォアは、朝7時から夜24時まで予約を受け付けているオンラインクリニックだ。
※実際の診療時間は医師の対応時間内です。
マンジャロ・オゼンピックといった注射薬のほか、リベルサスのような内服薬や、漢方薬の処方にも対応する。
幅広い選択肢から、問診と医師による診察を経て、症状や体調に応じた薬を提案してくれるだろう。
毎月の定期配送にも対応しており、都度手続きをせずに薬が届くので飲み忘れのリスクも少ない。
初回も、早ければ診察の翌日に薬が到着し、治療を始めることが可能だ。
※混雑状況や天候などの条件により、配送に時間がかかる場合があります。
診察料・送料がかからないイーライフ

イーライフは、診察料と送料のどちらも発生せず、薬代のみで利用できるオンラインクリニックだ。
診察は基本的に「音声通話」の形式となっており、カメラをオンにする必要がない。
顔を見せたくない方への配慮がなされている。
※医師の判断によりビデオ通話・対面診療が必要な場合や、処方できない場合があります。
また、長ければ6か月ごとの定期配送にも対応しているのが特徴。
配送の間隔が長いと価格も低くなる設定となっている。
治療中に疑問が出てきたら、LINEやメールで相談できるのもイーライフの特徴だ。
1本から処方対応のクリニーク

クリニークは、LINEアプリから予約できるクリニックだ。
普段使っているLINEで予約できるので、電話や公式サイトでの慣れないフォーム入力をする必要はない。
クリニークには定期配送の仕組みがなく、「1本または4本」のマンジャロ単剤処方に対応している。
「まず1本から始めたい」というニーズに応えているのが特徴だ。
飲み薬のリベルサスも同様に「1錠または30錠」の処方となっているので、定期配送に縛られたくない人の選択肢となるだろう。
郵便局でも受け取れるレバクリ

レバクリは、受け取り場所を柔軟に対応してくれるのが特徴のオンラインクリニックだ。
自宅以外に、郵便局やコンビニ、はこぽす(日本郵便のロッカー)での受け取りに対応している。
「家族に知られたくない」「日中は不在がち」という方でも、都合の良い場所で受け取れる。
※マンジャロ・オゼンピックは「チルドゆうパック」での配送となるため、自宅または一部郵便局での受け取りとなります。
また、24時間Web予約を受け付けており、空き枠があれば直近の時間でも予約できる。
※実際の診療時間は医師の対応時間内です。
予約画面の「今すぐ診察する」ボタンを押すと直近の空き枠が表示されるので、確認してみてはいかがだろうか。
渋谷に実店舗がある東京ミレニアルクリニック

東京ミレニアルクリニックは、渋谷に実店舗を構えるクリニックだ。
オンライン診療にも対応しており、公式サイトまたはLINEで予約を受け付けている。
診察料は無料で、薬代と配送料のみで利用可能だ。
実店舗があるため、「オンライン診療で開始したが、途中で対面診療に切り替えたい」という場合にも対応できる。
また、大学病院など大きな病院とも提携しているため、万が一の副作用発生時も適切に対処してもらえるだろう。
ダイエット注射はオンライン診療で始められる
GLP-1は食欲抑制・血糖値の安定などの作用がある医薬品である。
ただし副作用のリスクもあるため、医師の診察を受けて適切な指導のもとで使用することが大切だ。
オンライン診療では、自宅で医師の診察と薬の処方を受けられる。
基本的に、クリニックへの通院や薬局への薬の受け取りは必要ない。
自分に合ったクリニックを見つけて、ダイエットを検討してみてはいかがだろうか。
※医師の判断により対面診療が必要な場合や、処方できない場合があります。
ダイエット注射に関するよくある質問
ダイエット注射に関するよくある質問と、その回答をまとめた。
効果が出るまでにかかる期間は?
GLP-1ダイエット注射の効果が現れるまでには個人差があるが、使用開始から数週間〜数ヶ月で食欲の変化を感じ始めるケースがある。 注射だけで短期間で劇的に痩せるわけではないので、定期的な医師の診察を受けながら長い目で見て使用してほしい。
副作用はいつから出やすいの?
GLP-1ダイエット注射の副作用は、使用を始めた直後や用量を増やしたときに出やすい。 とくに、吐き気や下痢などの消化器症状は、最初の数週間で起こることが多い。 症状が続く場合や、日常生活に支障が出るほど症状が重い場合は、医師に相談しよう。 多くのオンライン診療対応クリニックでは、自宅から電話やチャットで相談することが可能だ。
リバウンドの可能性はある?
GLP-1ダイエット注射の使用を中止すると、食欲を抑える作用がなくなるため、リバウンドのリスクがある。 リバウンドを防ぐには、使用中から運動や食事管理の習慣を身につける必要がある。 薬で食欲が抑えられている間に、適切な食事量や栄養バランスに体を慣らしておこう。 また、使用中止後は体重や体脂肪率を定期的に測定し、増加傾向が見られたら早めに医師へ相談することも大切だ。
筋トレはしてもいいの?
GLP-1ダイエット注射を使用中でも筋トレは可能だ。 むしろ、筋トレを取り入れることで、以下のようなメリットがある。
・体脂肪の減少を促す
・リバウンドのリスクを軽減する
治療中は食事量が減り筋肉量も減少しやすくなるため、筋トレで筋肉を維持することが大切だ。 激しい運動をする必要はないので、ウォーキングやストレッチ、軽い筋トレなど、無理なく続けられる運動を取り入れるとよいだろう。
監修医師
池袋ふくろう消化器内科 院長
医師 柏木 宏幸 (かしわぎ ひろゆき)
日本内科学会 認定内科医/日本消化器病学会 専門医/日本消化器内視鏡学会 専門医/日本医師会 認定産業医。
消化器疾患や生活習慣病の治療を専門とし、食生活指導・ダイエット治療にも力を入れている。
※本記事の内容は医師監修のもと作成していますが、一般的な医学的情報であり、自己判断での治療・服用を推奨するものではありません。実際の診療・処方は必ず医師の判断に従ってください。
