見逃しを減らすための「AI×専門医」ダブルチェック体制
当院では、AIメディカルサービス のAI内視鏡診断支援システムを導入し、AIによる大腸カメラ診断支援を開始いたしました。
大腸がんの多くは「大腸ポリープ(腺腫)」から発生します。
つまり、ポリープの段階で発見・切除できれば、がんを予防できる可能性が高いです。
AIによるリアルタイム解析と専門医の経験を組み合わせることで、これまで以上に「見逃さない」大腸カメラを目指しています。
AI大腸カメラとは?
AI大腸内視鏡は、検査中に映し出される腸内映像を瞬時に解析し、ポリープや早期がんが疑われる部位をリアルタイムで検出・表示するシステムです。
大腸ポリープは、
- 数ミリ程度と非常に小さい
- 平坦で目立たない
- ヒダの裏に隠れやすい
といった特徴があり、見落としが課題とされてきました。
AIは膨大な内視鏡画像を学習しており、人の目では一瞬で通り過ぎてしまうような微細な病変も検出支援します。
当院では、
- AIが病変候補を提示
- 専門医が詳細観察
- 必要に応じてその場でポリープ切除
という流れで、精度の高い検査を行っています。
なぜAI大腸カメラが重要なのか?
大腸がんは日本人に多いがんのひとつですが、早期発見できれば完治が期待できます。
しかし、
- 小さなポリープは自覚症状がない
- 便潜血検査が陰性でも存在することがある
といった理由から、発見が遅れるケースもあります。
AI内視鏡の導入により、
- ポリープ発見率の向上
- 見逃し率の低減
- 医師の負担軽減による安定した観察精度
が期待されています。
このような方におすすめです
- 40歳以上で一度も大腸カメラを受けたことがない方
- 便潜血検査で陽性になった方
- 過去にポリープを指摘された方
- ご家族に大腸がんの既往がある方
- 見逃しが不安な方
当院のAI大腸カメラの特徴
1.AI×専門医によるダブルチェック体制
大腸ポリープは、数ミリの小さなものや平坦なタイプが多く、ヒダの裏に隠れるように存在することもあります。
どれだけ経験豊富な医師でも、「一瞬の見逃しリスク」をゼロにすることはできません。
そこで当院では、
- AIがリアルタイムで映像を解析
- ポリープが疑われる部位を即座に表示
- 医師が拡大観察で詳細確認
- 必要に応じてその場で切除
という流れで検査を実施しています。
「人の経験」と「AIの解析力」を融合させることで、より高いレベルの観察精度を目指しています。
2.微小ポリープの検出支援
大腸がんの多くは、ポリープから発生します。
特に注意が必要なのは、
- 5mm未満の小さなポリープ
- 平坦型病変(隆起が目立たないタイプ)
- 色の変化がわずかな病変
これらは肉眼では見つけにくいことがあります。
AIは、
- 微妙な色調の違い
- 表面構造の乱れ
- わずかな形状異常
を瞬時に解析し、医師に注意喚起することで、発見率向上につながります。
3.その場でポリープ切除が可能
当院では検査中にポリープが見つかった場合、多くのケースでその場で切除が可能なため
- 改めて検査日を予約する必要がない
- 再度の下剤内服が不要
- 早期にがん予防ができる
- 心理的な不安をその日のうちに解消できる
といったメリットがあります。
ポリープは“がんになる前に取る”ことが最大の予防です。
切除した組織は病理検査に提出し、良性かどうかを正確に診断します。
「見つけるだけ」で終わらせず、予防まで完結させる検査体制を整えています。
4.鎮静下大腸カメラに対応
当院では、鎮静剤を使用した検査に対応しており、眠っているような状態で検査可能なため痛みや不安を軽減することができます。
苦痛が少ないからこそ、定期的なフォロー検査も続けやすくなります。
「苦しくない」+「精度が高い」を両立できる検査環境を整えています。
5.豊島区初(AIM)導入という先進性
当院は、豊島区でいち早くAIMを導入いたしました。大学病院や高度医療機関で導入が進むAI技術を、地域のクリニックで受けられる環境を整えています。
- 通いやすい立地
- 待ち時間の少ない体制
- 地域密着のきめ細やかな対応
- 先進的な医療設備
これらを兼ね備えた内視鏡クリニックを目指しています。
検査の流れ
① ご予約
WEB・LINE予約またはお電話にてご予約いただけます。
ご予約時には、
- 便潜血検査の結果
- 現在の症状(血便・腹痛・便通異常など)
- 過去の大腸カメラ歴
- ポリープ切除歴の有無
などを簡単にお伺いすることがあります。
「初めてで何もわからない」という方もご安心ください。スタッフが丁寧にご説明いたします。
②事前診察
検査前に医師が診察を行い、以下を確認します。
- 既往歴
- 現在服用中の薬
- 抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)の有無
- アレルギー歴
- 過去の内視鏡でのトラブル歴
特にポリープ切除の可能性がある場合、抗血栓薬を服用中の方は事前調整が必要になることがあります。この事前確認が、安全な検査とスムーズな当日対応につながります。
また、鎮静剤を使用するかどうか、院内で下剤を飲むか・自宅で行うかなどもここで決定します。
③前処置(下剤内服)
大腸カメラの精度を左右する最も重要な工程が「前処置」です。腸内がきれいでなければ、どれだけ最新のAIを用いても正確な観察はできません。検査前に専用の下剤を内服し、腸内を綺麗にします。
当院では、ご自宅でゆっくり行う方法、院内専用スペースで安心して行う方法の両方に対応しています。「自宅だと不安」「トイレが心配」という方は院内前処置がおすすめです。
排便の状態をスタッフが確認し、検査に最適な状態で開始できるようサポートします。
④検査当日
鎮静剤の使用について
ご希望の方には鎮静剤を使用し、眠っているようなリラックスした状態で検査を受けていただけます。
「思っていたより楽だった」「気づいたら終わっていた」とおっしゃる方が多いのが特徴です。
AIによるリアルタイム解析
検査中は、AIシステムが映像をリアルタイム解析します。ポリープが疑われる部位を瞬時に検出、医師に視覚的に注意喚起し、微小病変の見逃しリスクを低減します。また、AIが示した部位を、専門医が拡大観察し、必要に応じてその場でポリープ切除します。
AI+専門医のダブルチェック体制により、精度の高い検査を実現しています。
ポリープが見つかった場合
多くの場合、その場で切除が可能です。
- 追加の入院は不要(条件による)
- 別日に再検査する必要がない
- がん予防につながる
という大きなメリットがあります。
⑤ 結果説明
検査終了後、撮影した画像をお見せしながら丁寧にご説明します。
- ポリープの有無
- 切除の有無
- 今後のフォロー間隔
- 生活習慣のアドバイス
などをわかりやすくお伝えします。
切除したポリープは病理検査に提出し、約1~2週間後に正式な結果をご説明します。
結果次第では、
- 経過観察
- 定期フォロー(1~3年後)
- 追加検査
など今後の方針を明確にします。
よくある質問
AIがあれば見逃しはゼロになりますか?
結論から申し上げると、医療に100%はありません。どれほど熟練した医師でも、人間である以上“見落としの可能性”を完全にゼロにすることはできません。
そこで重要なのが、AIと専門医によるダブルチェック体制です。
当院では、AIメディカルサービス のAIシステムを導入し、検査中の映像をリアルタイムで解析しています。
- 小さなポリープを瞬時に検出
- 医師に視覚的な注意喚起
- 観察精度の均一化
AIは“代わりに診断する”のではなく、医師の目をサポートする存在です。
人の経験とAIの解析力を組み合わせることで、見逃しリスクの低減を目指しています。
AIを使うと費用は高くなりますか?
「最新技術=高額」というイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、基本的には通常の大腸カメラと同様、保険診療内で実施可能です。
AIによって病変が検出・切除された場合、病変検出支援プログラム加算として60点(600円)が加算されますが、保険診療のため3割負担の患者様の実質負担額は200円の追加となります。事前診察の際に、想定費用について丁寧にご説明いたしますので、不安な点は遠慮なくご相談ください。
AIは安全ですか?
はい。AIは画像を解析するソフトウェアシステムであり、患者様の身体に直接作用するものではありません。
- 放射線を使うわけではない
- 薬剤を追加するわけではない
- 身体への物理的な影響はない
つまり、従来の大腸カメラと身体的負担は変わりません。
AIはあくまで内視鏡モニターに映る映像を解析し、医師へ注意喚起を行う仕組みです。
安全性の面でも安心して受けていただけます。
ポリープは必ず切除したほうがいいですか?
すべてのポリープが“がん”ではありません。
しかし、腺腫性ポリープは将来的にがんへ進行する可能性があるとされています。
大腸がんの多くは、ポリープ → 腺腫 → がんという段階を経て発生します。
そのため、がんになる前の段階で切除することが、最大の予防策となります。
当院では、
- 形状
- 大きさ
- 表面構造
- AIによる検出結果
を総合的に判断し、切除の必要性を決定します。
検査中に切除可能な場合は、その場で対応できるため、再度検査を受ける負担がありません。
「切除が怖い」という方にも、メリット・デメリットを丁寧にご説明しますのでご安心ください。
大腸カメラは痛いですか?
「痛そう」「つらそう」というイメージから、検査を先延ばしにしてしまう方は少なくありません。
当院では、鎮静下大腸カメラに対応しています。
鎮静剤を使用することで、
- 眠っているような状態で検査可能
- 不安や緊張を軽減
- 痛みの感じ方を大幅に抑える
ことができます。
実際に多くの方が、「思ったより楽だった」「もっと早く受ければよかった」とおっしゃいます。




