消化器内科

消化器内科

食べたものを消化しながら運ぶ食道・胃・小腸・大腸といった消化管に加え、胆のう、膵臓、肝臓など消化吸収に関与する臓器を専門的に診療するのが消化器内科です。最近気になる症状や、いつも我慢している症状など、今後さらなる病気の悪化を防ぐために、予防医療の観点からも早期の検査、治療をお勧めします。

以下の症状がある方、病気を指摘されたことがある方はぜひ受診してください。

検査異常

健康診断や人間ドックで便潜血検査陽性ピロリ菌感染陽性、肝機能異常

対応疾患

食道

など

胃・十二指腸

など

小腸・大腸

など

予約から会計までの流れ

Step1ご予約

Web予約、LINE予約、電話予約

※予約なしで直接ご来院いただいても大丈夫ですが、事前にWeb予約または電話予約をしていただくと待ち時間を最小限にしたスムーズな診療が可能になります。

 

Step2来院

持ち物:保険証、お薬手帳(お持ちの場合)
保険証、お薬手帳(お持ちの場合)を受付に提出し、問診票をご記入ください。

Step3診察

症状などお気軽にご相談ください。

Step4診断・治療

診断~会計まで、主に下記の3パターンの流れになります。

① お薬の処方のみ
→お会計後、薬局でお薬を受けとって終了となります。

② 当日可能な採血、レントゲンなどの検査結果後に治療方針決定
→検査結果説明後、
・内服処方のみの場合は、お会計後、薬局でお薬を受け取って終了となります。
・精密検査が必要と判断した場合は、高度医療機関へご紹介します。

③ 予約にて後日の検査が必要(胃カメラ、大腸カメラなど)
→胃カメラや大腸カメラなどの後日検査が必要な場合は、患者さんの意思も確認しながら日程、治療方針を決めていきます。
胃カメラ、大腸カメラの詳しい検査の流れはこちら(胃カメラ大腸カメラ) のページへどうぞ。

消化器疾患でお困りなら当院へ

当院は「大腸がん」、「胃がん」の罹患率、死亡率を低下せるために主に大腸カメラ、胃カメラの普及を目指しています。日本人のがん罹患数(男女総数)第一位は大腸がん、第三位は胃がんです。いずれも死亡数も高い状況であります。多くの「がん」はsilent killer (サイレントキラー)です。silent killerとは、症状や危険を自覚することなく放置された結果、病気が進行し、ある日突然命に関わる病気となることです。
胃がん、大腸がんも同様です。血便や下痢などの症状が出現したときには、すでに胃がん、大腸がんが進行している場合もあります。そのため、無症状のうちから予防検査と前駆病変の治療が推奨されます。多くの分野で予防医療が推奨されていますが、消化器の分野ではまだ予防医療が十分に普及されていません。胃がん、大腸がんの発がん率を低下させるためには、40代から胃カメラ、大腸カメラを行うことが推奨されます。
特に家族歴がある方は早期からの胃カメラ、大腸カメラを推奨しています。胃カメラによるピロリ菌の有無評価、早期治療により将来胃がんになるリスクを低下させることができます。大腸カメラによって、がんの前駆病変である大腸ポリープを取り除き、大腸がんの予防ができます。大腸ポリープは食生活の蓄積によって40代以降から腸内に形成されます。多くは、普段の生活の中で何も症状がありません。
それでは、どうすれば症状がない大腸がんの前駆病変である大腸ポリープの診断ができるかということが重要になります。それは、まずは区や企業検診で受ける便検査(大腸がん検診)がスクリーニングとして用いられます。区や企業検診の際の便検査にて便潜血陽性という結果を受け取ることがあります。便潜血陰性の方でも大腸がんの前駆病変である大腸ポリープがすでに発症している可能性はあるのですが、まずは検診をきっかけにして頂ければと思います。便潜血陽性の場合は、大腸ポリープ、大腸がんの可能性があり、精査が必要なため、大腸カメラを受けるように促されます。大腸カメラで大腸ポリープが確認できたら、大腸がんに進行するのを予防するために、大腸ポリープの除去をする必要があります。
なかには、すでに大腸がんに進行しているものの早期大腸がんのため内視鏡的に切除が可能な場合もあります。当院では、大腸カメラによる検査だけではなく、大腸ポリープ・早期大腸がんの治療も同時にすることが可能です。多発性のポリープの場合、出血などのリスクを考慮して、1回の大腸カメラで取り除くことができるポリープの数を制限する場合もございます。その場合は数回大腸カメラを受けることで、大腸ポリープを取り除いて、大腸がんの進行を防ぎます。勉強や貯金、美容など10年後の自分を想像して今からできる対策を考えるように、ご自身の健康のための予防医療、健康への投資を考えて頂きたいと思います。
医師である私は大腸がん、胃がんの罹患率、死亡率を減少させるためには大腸カメラ、胃カメラによる検診が重要、特に家族歴がある方は早期からの検査が推奨されることを知っているのですが、なぜカメラ(内視鏡)が普及しないことが不思議でもありました。大腸がんに関しては、大腸がんの前駆病変である大腸ポリープは早期発見・早期治療が推奨されるにも関わらず、患者さん自身が病院を受診しよう、大腸カメラを受けようという動機となる症状がないことが最大の原因と思われます。
血便、便秘など自分でも確認できる症状が出た時には、すでに病気は進行しており、大腸がんに罹患していることが多く、手術が必要になります。そうならないためにも、せめて区からの検診はぜひ受けて欲しいです。「がん」は特に早期発見・早期治療によってその後の人生が大きく変わります。健康寿命を延ばすためにぜひまずは10年後ご自身の健康の維持を考えるきっかけとなることを期待しています。そして、大腸がん、胃がんの罹患数、死亡数を減少させるために、できるだけ多くの方の大腸がん、胃がんの早期発見・早期治療に努めて内視鏡の普及を目指します。


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外来受診を希望される方

花粉症、生活習慣病や健康のご相談、治療の希望など、お気軽にご来院ください。
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胃カメラ、大腸カメラを希望される方

・初めての方や、医師と相談してから内視鏡予約をされたい方は、まずは外来受診のみでご予約ください。
・他院で内視鏡を受けたことがある、当院での内視鏡が2回目以降であるという方は、ご自身のスタイルに合わせて、当院の6種類の選択できる内視鏡を参考にして頂き、ご予約ください。
・当院は内視鏡検査を受ける際に女性医師か男性医師の選択はできますが、他医師指定はご対応できませんのでご了承ください。女性医師ご希望の場合は、予約時に女性医師の選択が可能になっております。

 
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