大腸カメラ

大腸カメラ検査とは

先端にカメラが付いた内視鏡スコープを挿入し、直腸から盲腸までの大腸全域の粘膜を直接観察できる検査です。微細な病変の発見と緻密な観察が可能であり、組織を採取(生検)して多くの疾患の確定診断に繋がります。
また前がん病変の大腸ポリープをその場で切除して将来の大腸がんを予防することができます。大腸ポリープ切除は検査中の日帰り手術として行われますので入院する必要がなく、別の日に切除スケジュールを改めて作る必要もありません。食事制限や下剤服用などの事前準備も1回で済みます。

当院の大腸カメラ3種類 
それぞれの検査の流れと検査費用

当院の選べる大腸カメラ検査 3種類

当院の大腸カメラ検査は3種類あります。それぞれの特徴がありますので、ご自身の希望と合わせてご予約ください。どの検査方法を選んだとしても事前診察にてしっかりと説明がありますので、ご安心ください。
また検査日が変更になってしまう可能性はありますが、予約済みの検査の種類の変更も対応致します。それぞれの大腸カメラの検査の流れを下記項目に分けてまとめていますので、ぜひご参照ください。

01大腸カメラ(院内下剤服用)

当院にて下剤内服を希望される方向けの検査になります。院内に下剤服用室が完備されており、医師・看護師がいるので不安な時に相談できます。

院内下剤服用の目次

02大腸カメラ(自宅下剤服用)

自宅にて下剤内服を希望される方向けの検査になります下剤内服、お手洗いなどいつもの環境(自宅)でできます。

自宅下剤服用の目次

03胃・大腸カメラの同日検査

1日で大腸だけでなく胃も検査して欲しい方向けの同日検査となります。下剤の内服は①②どちらでも可能です。

胃・大腸カメラ同日検査の目次

※初めての検査の方や医師と相談してから検査方法を決めたい方は外来予約のみご予約下さい。

当院の大腸カメラ検査の特徴

特徴1熟練した医師が全ての内視鏡検査・手術を行っています

当院では患者さんが安心して内視鏡検査を受けられるように、内視鏡専門医の資格がある医師のみが検査を行っています。

特徴2院内下剤の個室7部屋・トイレ4室・トイレ付完全個室1部屋

当院では院内で下剤を服用できる下剤服用室は個室7部屋、専用のトイレを4室完備しております。大きな特徴は男性エリアと女性エリアを仕切っていることです。そのため下剤服用室の個室空間、トイレは完全に男女別となっております。防災上、天井付近は仕切りをつけていませんのでご了承ください。

特徴3女性に配慮した女性用更衣室をご用意

大腸カメラ検査前には、当院でご用意した検査着に着替えていただいています。 検査前の着替えは下剤服用室あるいは更衣室でお願いします。お着替え終了後、検査前に男性はリカバリールームのロッカーにお着替えを入れて、女性は女性専用更衣室のロッカーへお着替えを入れて頂きます。
検査後、男性はリカバリールームで着替えて頂き、女性はリカバリールームより直結した女性専用更衣室へご案内致しますので、更衣室でのお着替えとなります。

特徴4ストレッチャーに寝たままリカバリールームへ移動

鎮静剤(静脈麻酔)を使った検査後、個別リカバリールームでしばらくお休みいただきますが、その際にはストレッチャーに横になったままお運びしていますので、無理に立って歩く必要がなく、安心してゆっくりお休みいただけます。

特徴5安心できる個別リカバリールームをご用意

鎮静剤(静脈麻酔)を用いた検査の後はすぐに目覚めますが、少しぼんやりした状態からすっきり覚めるまで15分程度休んでいただいております。当院では、患者さんが気兼ねなく過ごせるよう、個別のリカバリールームを完備しております。

特徴6検査中に発見された大腸ポリープの切除可能

大腸がんのほとんどは放置された大腸ポリープから発生します。当院では、大腸カメラ検査中に発見した大腸ポリープを詳細に観察し、切除が適していると判断された場合にはその場で切除する日帰り手術を行っています。

  1. コールドポリペクトミー ポリープはその形状などによって適切な切除手法が異なります。隆起したサイズの小さいポリープは通電しないコールドポリペクトミーで術後合併症のリスクを抑えます。

  2. ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術 サイズや形状より、コールドポリペクトミーの切除が向かないケースでは内視鏡的粘膜切除術などを用います。 切除後の創部が大きい場合にはクリップで止血するなどの対応を同時に行います。
    ポリープを綺麗に取り除くことができ、術後合併症リスクを最小にできる手法を選んでいます。 なお、ポリープのサイズ・形状・数によっては入院による切除が必要になるケースが稀に存在します。その場合には連携している高度医療機関を速やかにご紹介して、患者さんができるだけ早く最適な医療を受けられるようにしています。

特徴7苦痛や不快感を最小限にするための鎮静剤、最新の内視鏡スコープを導入

当院では鎮静剤を使って眠っているような深いリラックス状態で検査を受けていただいており、苦痛や不快感を大幅に低減しております。
使用する最新スコープには腸管の壁にスコープが当たると自然に曲がる「受動湾曲機能」が搭載されておりますので、苦痛が軽減されるようになりました。また、熟練した手技によるスピーディで負担の少ない検査が可能になります。

特徴8検査中、検査後のおなかの張りを軽減するための炭酸ガス(CO2)送気装置完備

従来、大腸カメラで観察する際に腸管のヒダやシワを広げて隅々まで観察できるよう注入する気体は空気を使用することが多く、検査中や検査後にお腹の張りを感じる原因となっておりました。
当院では空気よりも200倍吸収が早い炭酸ガス(CO2)を使っており、苦しいお腹の張りが長く残らないようにしております。炭酸ガスは二酸化炭素になって呼気として自然に排出されるため安全性も高くなっております。

特徴9大学病院レベルの検査を可能にした最新内視鏡システム「EVIS X1」導入

内視鏡分野で長く世界をリードしてきたオリンパス社の最新内視鏡システム「EVIS X1」を導入し、短時間で精度の高い検査を可能にしています。「EVIS X1」には、微細ながんの発見に有効な特殊光、炎症の正確な評価に不可欠な画像処理システム、拡大をはじめとした高度な最新機能が搭載されており、質の高い検査ができます。

NBIなどによる高度な観察を自在に使いこなした検査

毛細血管を周囲に集めるがんの特性に合わせて、毛細血管分布を一目で確認できる特殊光での観察が微細ながんのスピーディな発見に役立っています。また、炎症の正確な評価を助ける画像処理、拡大などの様々な観察モードを手元で素早く切り替えながら検査を進めています。
がんが疑われる場合も深達度などを確認して進行度を判断し、採取した組織の病理検査の結果が出る前に適切な治療をある程度見極めることができ、最適な治療へできるだけ早くつなげることが可能になります。

ハイビジョン大型モニターで検査画像を確認

当院では、リアルタイム画像を大型のハイビジョンモニターで確認しながら検査を進めています。映り込みや反射がなく、拡大しても詳細に観察できますので、精緻な観察を短時間に行うことができます。また、鎮静剤を用いない検査を受けた場合には、患者さんにも検査中に画像を確認いただくことができます。

特徴10胃カメラ・大腸カメラの同日検査可能

胃がんや大腸がんはどちらも早期発見することにより、内視鏡治療で完治することができます。40歳を超えた時点で胃カメラ・大腸カメラ検査を受けることは、早期発見だけでなく、発がんのリスク判断や効果的な予防に繋がります。
そのため、当院ではスケジュールに余裕のない方でも効果的な健康管理ができるように2つの検査を1日で受けられるようにしています。事前の食事制限も1回で済み、検査スケジュールを別に作る必要がなく、通院回数も減らせます。なお、この場合も大腸カメラ検査で前がん病変の大腸ポリープが発見された場合、その場で切除可能です。

特徴11日曜も大腸カメラ検査が可能

大腸がんも早期に発見できれば生活に支障なく完治が望めます。現役世代こそ、早期発見が重要であることから、当院では平日忙しくて休めない方のために日曜の検査も行っています。なお、日曜の検査でもポリープ切除まで可能です。

特徴12早朝の内視鏡検査

当院では、早朝の胃カメラ・大腸カメラ検査を行っています。平日以外の土日の早朝検査も可能です。仕事や育児・介護などで日中には時間を取れない方にも質の高い検査を提供していますので、お気軽にご相談ください。内容や選択できるオプションなどにも変わりはありません。

特徴13池袋駅35番出口より徒歩3分 サンシャイン60通り沿いにあるクリニック

当院は、JR山手線池袋駅35番出口より徒歩3分と駅からすぐの来院しやすい立地となっておりますので、お気軽にご来院いただけます。山手線の他にもJR埼京線、JR湘南新宿ライン、東京メトロ丸ノ内線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ副都心線、西武池袋線、東武東上線でお越し頂けます。

大腸カメラ検査で分かる疾患

など

大腸疾患は便秘や下痢、腹痛といった日常的な不調でも起こる症状を生じるものが多く、大腸がんなど深刻な疾患でも自覚症状がほとんど無いまま進行してしまうケースも多いです。こうした症状が続く、または繰り返す場合にはできるだけ早く消化器内科を受診して大腸カメラ検査を受け、原因を確かめることが重要です。
また、血便は良性疾患の痔と誤解して受診をためらうケースがありますが、大腸がんや前がん病変の大腸ポリープ、難病指定されている潰瘍性大腸炎やクローン病などでも生じる症状であり、その場合には一刻も早く適切な治療を受ける必要があります。大腸がんは早期発見と治療によってほとんどが完治を望め、前がん病変の大腸ポリープの場合は切除することで将来の大腸がん予防になります。
潰瘍性大腸炎やクローン病は悪化・進行してしまうと日常生活に多大な支障を生じやすい疾患ですが、早期発見して適切な治療を続けることで多くは悪化させずに良好な状態を長く続けることが可能です。 大腸カメラ検査は、早期の大腸がんや微細な前がん病変の大腸ポリープを発見し、確定診断できる唯一の検査であり、他の多くの大腸疾患の確定診断にも有効です。

大腸カメラ検査を受けるタイミング

大腸がんは近年、発症者数が増加傾向にあり、進行するまで自覚症状に乏しいことから発見が遅れ、がんによる死亡者数でも長年上位を占めています。ただし、早期大腸がんは内視鏡での治療でほとんどの場合は完治できるようになっています。また、前がん病変の大腸ポリープを切除することで将来の大腸がん予防も可能になります。
早期大腸がんや微細な大腸ポリープの発見・確定診断が可能な唯一の検査である大腸カメラ検査を自覚症状のない段階で受けることが早期発見には不可欠です。 大腸がんの発症リスクは50歳を超えたあたりで上昇をはじめますが、前がん病変の大腸ポリープがゆっくり時間をかけてかん化していくことを考慮した場合、有効な予防に繋げるためには40歳を超えたタイミングで大腸カメラ検査を受けることをお勧めしています。なお、リスクが高い場合には、40歳以前に検査を受ける必要があります。

検査費用

保険診療の方

症状や過去の検査歴からから検査が必要と医師が判断した場合は保険診療となります。

大腸カメラの費用

保険診療 1割負担 3割負担
大腸カメラ検査 約1,700円 約5,000円
大腸カメラ+生検(病理検査) 約3,000~7,000円 約10,000~20,000円
大腸ポリープ切除術 約7,000~10,000円 約20,000~30,000円

胃・大腸カメラ同日検査の費用

保険診療 1割負担 3割負担
胃・大腸カメラ 約3,200円 約9,000円
追加費用がかかる検査もしくは処置
胃病理検査あり 約1,500~2,500円 約4,000~8,000円
大腸病理検査あり 約1,300~5,300円 約5,000~15,000円
胃・大腸病理検査あり 約2,800~7,800円 約9,000~23,000円
大腸ポリープ切除術 約5,300~8,300円 約15,000~25,000円

※診察料、事前検査の採血費用は別途必要です。

自費診療の方

人間ドックのページをご参照ください。


予防医療フルコース

①胃がん+生活習慣病早期発見 
②大腸がん+生活習慣病早期発見 
③胃がん・大腸がん生活習慣病早期発見

 

胃がん・大腸がん早期発見コース

①胃カメラ
②大腸カメラ
③胃カメラ+大腸カメラ

上記6種類のメニューに追加で各種オプションメニューを用意しています。 それぞれご自身のご希望と合わせてご検討ください。ご自身で決められないという方は、まずは相談でご予約ください。


人間ドックメニュー

予防医療フルコース

  1. 胃がん +生活習慣病早期発見▼
  2. 大腸がん+生活習慣病早期発見▼
  3. 胃がん・大腸がん+生活習慣病早期発見▼

胃がん・大腸がん早期発見コース

  1. 胃カメラ▼
  2. 大腸カメラ▼
  3. 胃カメラ+大腸カメラ

上記6種類のメニューに追加で各種オプションメニューを用意しています。

予防医療フルコース ①胃がん+生活習慣病早期発見 33,000円(税込)
②大腸がん+生活習慣病早期発見 55,000円(税込)
③胃がん・大腸がん生活習慣病早期
発見
71,500円(税込)
胃がん・大腸がん早期発見コース ①胃カメラ 27,500円(税込)
②大腸カメラ 49,500円(税込)
③胃カメラ+大腸カメラ 66,000円(税込)

大腸カメラ検査をお勧めする方 
保険診療人間ドック(自費診療) それぞれの対象の違い

保険診療の対象となる方

基本的には医師により内視鏡検査が必要と判断した場合となります。

胃カメラ検査をお勧めする方

①上部消化管に起因する症状がある方(胸やけ、嘔気、上腹部不快感、胃痛など)
②過去に上部消化管(食道、胃、十二指腸)に病気(胃炎、潰瘍、腫瘍など)を指摘された、治療歴があり定期検査・精密検査・治療を勧められた方
③血液検査結果で異常(貧血、腫瘍マーカー高値など)を認め、精密検査を勧められた方
などが対象となります。

大腸カメラ検査をお勧めする方

①下部消化管に起因する症状がある方(便秘、下痢、血便など)
②過去に下部消化管(結腸、直腸など)に病気(ポリープ、潰瘍、腫瘍、炎症など)を指摘された、治療歴があり定期検査・精密検査・治療を勧められた方
③血液検査結果で異常(貧血、腫瘍マーカー高値など)を認め、精密検査を勧められた方
④PET-CT検査や大腸CT検査などの他の画像検査で大腸に病気が疑われた方
⑤検診で便潜血陽性を認めた方
などが対象となります。

胃・大腸カメラ検査をお勧めする方

①消化管に起因する全身症状がある方(血便、食欲不振、体重減少、腹痛など)
②過去に上部消化管(食道、胃、十二指腸)、下部消化管(結腸、直腸)にいずれも病気を指摘され、定期検査・精密検査・治療などを勧められた方
③過去に上下部消化管内視鏡検査の定期検査を勧められた方
④血液検査結果で異常(貧血、腫瘍マーカー高値など)を認め、精密検査を勧められた方
⑤検診で便潜血陽性を認めた方
などが対象となります。

自費診療の対象となる方

●胃カメラ検査:症状のない方で40歳以上の方
●大腸カメラ検査:症状のない方で40歳以上の方

「胃がん・大腸がん」の罹患数は50歳前後から上昇すると言われていますが、若い方でも「がん」と診断されるケースが少なからずあります。当院は「がんの前駆病変」の早期発見・早期治療のために40歳からの内視鏡検査を推奨しています。ピロリ菌の心配のある方や、周りの方から内視鏡検査を勧められた方など、40歳未満の方でも内視鏡検査を受けられますのでご安心ください。
また、豊島区の方は胃がんリスク評価にて、血液検査でピロリ菌検査を受けることもできますので、ぜひそちらもご利用ください。 各自治体によって自治体のがん検診のための胃カメラ検査、便潜血反応検査を無料で受けられますので、ぜひご自身の自治体の検診についてもお調べ下さい。
各自治体のがん検診の内容が異なる可能性もあります。当院は豊島区にありますので、豊島区のがん検診を元に、以下に自費診療の対象となる方について詳しく説明させて頂きます。

胃カメラ検査 症状のない方 40歳以上

※50歳以上の方は、豊島区のがん検診にて胃カメラの検診を受けることができます。 ※当院は2024年を目途に区の検診の受け入れも開始予定です。

大腸カメラ 症状のない方 40歳以上

※豊島区のがん検診にて30歳以上の方は便潜血反応検査の検診を受けることができ、陽性だった方は保険診療での大腸カメラ検査を受けられます 豊島区では、6つのがん検診と胃がんリスク検診があります。
がん検診は、胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診、前立腺がん検診があります。 胃がん検診、大腸がん検診のそれぞれの対象者、内容は以下の表のようになります。ぜひご参照して頂き、年齢が当てはまる方はぜひ区の検診をご検討ください。

  対象者 内容
胃がん検診 40歳以上 バリウム検査
50歳以上 胃カメラ
大腸がん検診 30歳以上 便潜血反応検査
胃がんリスク評価 20~39歳 ピロリ菌検査(血液検査)
胃がんリスク評価 40歳、50歳 ABC検査(血液検査)

当院は「がん」の早期発見・早期治療だけでなく、「がんの前駆病変」の早期発見・早期治療を重要視しています。 血便や便秘などの自覚症状がある時にはすでに進行がんとなっていることが多く、手術が必要となり、家事や仕事を休む必要が出てきたり、その中から医療費の捻出が必要となったり、「がん」は私たちの生活に大きな変化をもたらします。
血便や便秘などの症状のサインは、実際に大腸カメラで大腸の内面を見ることで、大腸がんや大腸ポリープなどの前駆病変の発見治療が可能になります。大腸ポリープはほとんど自覚症状がないにも関わらず、放置していると大腸がんになる可能性が高いという厄介な病気です。
大腸がんの罹患数、死亡数は増加しており、日本人の死因の上位です。血便、下痢の症状から発覚する大腸がんの発症リスクは50代から増加します。すでに症状のある方は早期の内視鏡検査をお勧めします。また、何も症状がない方でも「がんの前駆病変」、「大腸ポリープ」の早期発見・早期治療のために、40代からの大腸カメラ検査を推奨します。

女性が少しでも安心して受けられる
大腸カメラのための環境作り

開業にあたって女性が安心して受けられる大腸カメラの環境作りを目指しました。 大腸カメラはお腹の中の便を空っぽにするために、1時間~2時間かけてゆっくり下剤を飲み、5回ほどトイレに行って、便が薄い黄色から透明な水様便にする必要があります。
当院の大腸カメラ検査は、院内で下剤をのむ大腸カメラ検査と自宅で下剤を飲む大腸カメラ検査があります。 特に院内で下剤を飲む大腸カメラの場合は、施設によって環境が様々で、特に女性の方からの不安や心配が多いため、当院はそのような不安をできるだけ払拭し、女性も大腸カメラを受けやすい環境作りに配慮しました。

~大腸カメラでよく聞かれる不安、感想~

  • 前処置の時に男女同じ部屋で下剤を飲むのがちょっと、、、
  • お手洗いが男女共有だったのがちょっと、、、
  • お手洗いの時に順番待ちをするのがちょっと、、、
  • リカバリー室から女性更衣室に戻る時に検査着で歩くのがちょっと、、、
  • パウダールームがないのがちょっと、、、
  • 男性医師だと恥ずかしくてちょっと、、、

一般社会においても女性が我慢して過ごしている「ちょっと、、、」の気持ちを少しでも払拭して、できるだけ快適に大腸カメラ検査を受けられるようなクリニック作りを目指しました。

当院の取り組み

  1. 男女が完全に仕切れる空間でさらにそれぞれのプライベート空間が保たれるよう個別の仕切りがついた下剤服用室(下剤室)で下剤の服用が可能になっております。


  2. お手洗いは男女別々です。


  3. お手洗いは、アナログな方法ではありますが、空室状況が下剤室から少し顔を出せば確認できるようになっており、お手洗いの前で待つ必要がなく、空室状況を確認したうえで下剤室から出ることが可能です。


  4. 女性更衣室はリカバリールームから直結しており、検査着を着ている状態で男性とのすれ違いをできるだけ最小限にしております。
  5. パウダールームは、女性更衣室と外来エリアに完備しております。
  6. 大腸カメラの際に女性が、産婦人科の診察の時のようなおしりが露出した状態で検査をすることをイメージして心配されるのですが、大腸カメラを受けるときは検査着の下に、膝丈の短パンのような紙パンツを履きます。検査開始時は、後ろのスリットの入ったところから直腸診といって、手袋をした状態で、肛門の中に触れてわかる直腸癌がないか確認して、安全に大腸カメラが行えることを確認したうえで、大腸カメラを始めます。私も含めて、内視鏡医は男性医師の方が多いため、当院を選んでくださった女性の患者さんが、どうすれば少しでも不安がなく安心して大腸カメラを受けられるかを考え、せめて女性が仕方なく我慢しているであろう環境の部分だけでも整えたいという気持ちで当クリニックを開業しました。
    実際に大腸カメラを受けるときは検査着の下に、膝丈の短パンのような紙パンツを履き、検査中は露出がない状態で検査(大腸カメラ)をしますのでご安心ください。

大腸がん、胃がんの罹患数、死亡数を減少させるために、できるだけ多くの方の大腸がん、胃がんの早期発見・早期治療に努めて内視鏡の普及を目指します。

当院の内視鏡への想い


当院の内視鏡への想いは下記よりご覧ください。

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外来受診を希望される方

花粉症、生活習慣病や健康のご相談、治療の希望など、お気軽にご来院ください。
Web予約、LINE予約、電話予約からどうぞ

 

胃カメラ、大腸カメラを希望される方

・初めての方や、医師と相談してから内視鏡予約をされたい方は、まずは外来受診のみでご予約ください。
・他院で内視鏡を受けたことがある、当院での内視鏡が2回目以降であるという方は、ご自身のスタイルに合わせて、当院の6種類の選択できる内視鏡を参考にして頂き、ご予約ください。
・当院は内視鏡検査を受ける際に女性医師か男性医師の選択はできますが、他医師指定はご対応できませんのでご了承ください。女性医師ご希望の場合は、予約時に女性医師の選択が可能になっております。

 
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