当院は女性が安心して受けられる
大腸カメラの環境作りを目指します。
女性医師がプロデュースしたクリニックの設計・内装
~女性に配慮した院内下剤服用室~
当院は木目を基調とし、女性らしい華やかさをプラスした内装となっております。
外来エリアに準備しましたパウダールームは医師診察や検査をお待ちになる間に少しでも気持ちが和らげる空間となればという想いを込めて作りました。また、大腸カメラ検査時に女性が検査着で歩く空間ができるだけ少ない時間で済むように大腸カメラ検査後にお休みして頂くリカバリールームと女性専用更衣室は直結した作りとなっております。女性専用更衣室は、女性が好きなものが詰まった空間作りを大切にしました。当院にいらして頂いた時に、病気に対する不安や、診察医への緊張を抱いて来院される患者様のお気持ちが少しでも軽くなりますと幸いです。
院内下剤服用室は、当院オリジナルの設計となっており、下剤服用時の空間が男性と女性で分かれるように、お手洗いも男性専用、女性専用の作りとなっております。
当院は胃がん・大腸がんの撲滅のために、内視鏡を普及させたいという強い想いを元に、設計から内装、大腸カメラ検査時の流れなどを大腸カメラ検査を受けたことのある患者さんや内視鏡に携わってきた看護師の方々にアンケートを取り、皆さんの想いをまとめて形にしました。
ぜひ、当院での大腸カメラ検査をご来院お待ちしております。
~大腸カメラでよく聞かれる不安、感想~
- 前処置の時に男女同じ部屋で下剤を飲むのがちょっと、、、
- お手洗いが男女共有だったのがちょっと、、、、
- お手洗いの時に順番待ちをするのがちょっと、、、
- リカバリー室から女性更衣室に戻る時に検査着で歩くのがちょっと、、、
- パウダールームがないのがちょっと、、、
- 男性医師だと恥ずかしくてちょっと、、、
一般社会においても女性が我慢して過ごしている「ちょっと、、、」の気持ちを少しでも払拭して、できるだけ快適に大腸カメラ検査を受けられるようなクリニック作りを目指しました。
当院では
- 男女が完全に仕切れる空間でさらにそれぞれのプライベート空間が保たれるよう個別の仕切りがついた下剤服用室(下剤室)で下剤の内服が可能になっております。
- お手洗いは男女別々です。
- お手洗いは、アナログな方法ではありますが、空室状況が下剤室から少し顔を出せば確認できるようになっており、お手洗いの前で待つ必要がなく、空室状況を確認したうえで下剤室から出ることが可能です。
- 女性更衣室はリカバリールームから直結しており、検査着を着ている状態で男性とのすれ違いをできるだけ最小限にしております。
- パウダールームは、女性更衣室と外来エリアに完備しております。
- 大腸カメラの際に女性が、産婦人科の診察の時のようなおしりが露出した状態で検査をすることをイメージして心配されるのですが、大腸カメラを受けるときは検査着の下に、膝丈の短パンのような紙パンツを履きます。検査開始時は、後ろのスリットの入ったところから直腸診といって、手袋をした状態で、肛門の中に触れてわかる直腸癌がないか確認して、安全に大腸カメラが行えることを確認したうえで、大腸カメラを始めます。私も含めて、内視鏡医は男性医師の方が多いため、当院を選んでくださった女性の患者さんが、どうすれば少しでも不安がなく安心して大腸カメラを受けられるかを考え、せめて女性が仕方なく我慢しているであろう環境の部分だけでも整えたいという気持ちで当クリニックを開業しました。実際に大腸カメラを受けるときは検査着の下に、膝丈の短パンのような紙パンツを履き、検査中は露出がない状態で検査(大腸カメラ)をしますのでご安心ください。
大腸がん、胃がんの罹患数、死亡数を減少させるために、できるだけ多くの方の大腸がん、胃がんの早期発見・早期治療に努めて内視鏡の普及を目指します。
お后様 初めての大腸カメラ
【番外編】なんでも全力! 初めての大腸カメラ
あとがき
漫画をお読み頂き、ありがとうございました。
私が診療をしていて、初めて大腸カメラを受ける患者さんからよく質問されることや、大腸カメラを受けた後の感想を聞くと、消化器内科医としては当たり前の検査の流れであっても、患者さんにとっては大腸カメラに対する疑問や不安があることを知り、患者さんの気持ちにフォーカスを当てた漫画があったら、大腸カメラの流れがおおむねイメージできるかと思い、漫画に致しました。このような検査を受けるにあたっての準備の手間や下剤を飲む大変さがあったとしても、胃カメラ・大腸カメラ検査を受けることによって、「がん」の早期発見・早期治療ではなく、「がんの前駆病変」の早期発見・早期治療が可能になり、将来のご自身の健康寿命を延ばすことに繋がることから、我々内視鏡医は内視鏡がより身近な検査になるよう患者さんの負担を軽減する努力をしております。多くの「がん」はsilent killer (サイレントキラー)であり、症状や危険を自覚することなく「がん」の病変のみが進行して、ある日急に症状が出るようになって検査を受けることによって「がん」と診断されることも多いのです。よって、「がんの前駆病変」の早期発見・早期治療のためには、「がん」の罹患数が上昇する50代からではなく、症状のない40代からの胃カメラ・大腸カメラ検査を推奨しております。大腸カメラを受けたことがない方や、受けてみたいけど検査の内容が分からないという方に少しでも大腸カメラのイメージがつきましたら幸いです。
大腸カメラ検査を受ける患者さんより下記のような質問があります。
- 「前日食事制限したのに、検査前に下剤飲むんですか?」
- 「(下剤薬が溶解されている)2Lも水を飲むんですか?」
- 「下剤っておいしくないんですか?」
大腸カメラ検査の説明をする時に、患者さんに検査前日夜間~検査終了後までは絶食となることと、検査前に下剤を飲んでお腹の中の便を1~2時間かけて全部出してもらうことを説明します。その時に患者さんは「検査前に下剤を飲んでお腹の中の便を1~2時間かけて全部便を出す」という部分によく驚かれます。消化管の長さは約9メートルあります。口から食べた物が消化管(食道~胃~小腸~大腸)の中を通って便として排出されるまでに1日~3日かかります。便秘の方はさらに日数を要します。日常生活の中で、お腹の中を空っぽにするために数日断食するわけにもいかないので、検査前に下剤を飲んで、お腹に溜まっている便を排出する必要があります。下剤を飲むことで、数日かけて出す便を1~2時間かけて排出し、お腹の中を空っぽにします。そのため、2L近くの下剤を飲むことになります。また、下剤ですが下剤薬が溶解されている2Lの水をコップに注いで数回に分けて飲みます。下剤の味は、やはりお薬が溶解されますので、お世辞にも美味しいとは言えません。下剤の味に対しての感想は人それぞれですが、インターネットなどで、まずい、美味しくないなどの前情報を調べて来られる方は、「意外とまずくない。飲める。だけど、量が飲み切らない。冷やしたら飲める。」などのお声があります。便の形状が水様便になりましたら、2L飲み切らなかったとしても大丈夫です。しかし、下剤をこれ以上飲みたくなくて、便の形状が水様便になりきらない状態で検査をしてしまうと、大腸の中に便が残っている状態での検査となり、視認性の低下から消化管穿孔などの合併症を引き起こすリスクになるため、場合によっては医師の判断により検査途中であっても検査をやむを得ず中止することがあります。以下に当院の大腸カメラの種類、大腸カメラのために当院に来院して頂く回数、予約から会計までの流れ、大腸カメラをお勧めする方、検査費用など説明してありますので、ぜひご参照ください。予約から会計までの流れは、初めて大腸カメラを受ける方向きの大腸カメラ(院内下剤服用)に沿って説明しています。
当院の選べる大腸カメラの種類
当院の大腸カメラ検査は3種類あります。それぞれのメリットがありますので、ご自身の希望に合わせてご予約ください。どの検査方法を選んだとしても事前診察にて説明がございますので、ご安心ください。また検査日が変更になってしまう可能性はありますが、予約済みの検査の種類の変更も対応致します。
① 大腸カメラ(院内下剤服用)
当院にて下剤内服を希望される方向けの検査となります。院内に下剤服用室が完備されており、医師・看護師がいるので不安な時に相談できます。
② 大腸カメラ(自宅下剤服用)
自宅にて下剤内服を希望される方向けの検査となります。下剤内服、お手洗いなどいつもの環境(自宅)でできます。
③ 胃・大腸カメラの同日検査
1日で大腸だけでなく胃も検査して欲しい方向けの同日検査となります。下剤の内服は①②どちらでも可能です。
※初めての検査の方や医師と相談してから検査方法を決めたい方は外来予約のみご予約下さい。
当院の大腸カメラの特色は下記から確認してください
大腸カメラ(院内下剤服用)検査のために
当院に来院して頂く回数
1回目
事前診察
大腸カメラ検査を受ける方には、医師による内服薬の確認や大腸カメラの適応の有無、前日の食事制限、下剤服用に関する説明と採血があります。 オンラインでの事前診察も対応しております。当院や他院で大腸カメラを受けたことがある方などにお勧めです。ただし、大腸カメラ検査前日までに検査食の受け取り、自宅下剤服用の方は下剤の受け取りが必要になります。ご都合の良い診療時間にご来院頂いて受け渡しと採血を行います。
2回目
大腸カメラ検査
検査終了後、医師による検査結果説明があります。
大腸カメラ検査にてポリープ切除など組織を採取した場合
2週間後に再度外来予約となります。ポリープを切除した場合は、検査後の数日から最大1週間程度食事や移動に関する制限を守っていただく必要があり、それを見越したスケジュールを立てることが必要です。
大腸ポリープ切除術をした場合
3回目
結果説明
ポリープ切除後の組織の良性か悪性かの結果説明、今後の大腸カメラの定期検査に関する説明などがあります。
大腸カメラ(院内下剤服用)予約から
会計までの流れ
Step1予約
Web予約、LINE予約、電話予約からお選びください。
・初めて大腸カメラを検討される方で、まずは医師と相談してから大腸カメラ検査をご予約したい方
→事前診察の外来予約のみしてください。
・初めて大腸カメラを検討される方で、大腸カメラの検査日もおさえておきたい方
・他院や当院で大腸カメラを受けたことがある方で、ご自身のスタイルに合わせてご予約したい方
→事前診察の外来予約と大腸カメラ検査予約をそれぞれ予約してください。
※大腸カメラ検査予約は、事前診察の医師の診察にて、予約確定となります。
Step2事前診察(ご来院1回目)
保険証とお薬手帳(お持ちの場合)をご持参ください。
事前診察にて、医師による内服薬の確認や大腸カメラの適応の有無などを確認したうえで、大腸カメラの検査予約となります。
事前に大腸カメラの予約日を抑えた方も医師の診察後、予約枠確定となります。
※慢性的に便秘や下痢が続く場合、大腸疾患が疑われますのでできるだけ早く大腸カメラを受けるようにお勧めします。慢性的な便秘の方は、事前に便通改善の治療をする必要性が生じうることがありますのでご相談ください。
Step3検査前日(ご自宅にて)
検査食を21時までに済ませます。21時以降から検査終了まで水、お茶、スポーツドリンクのみ飲むことができますが、その他の飲食は不可です。普段、服薬されている方は事前の指示に従って服薬・休薬してください。
※当院では、検査前日の食事は、「検査食」をお願いしています。検査の時に腸管内の便の残存率を低下させ、安全に検査を行える腸内環境にします。
※検査時に残便があると検査時の操作性の悪化や、視認性の低下につながり、腸管穿孔など合併症を引き起こしやすくなります。そのため、21時以降の水以外の飲食禁止は検査を安全に行うためにとても重要なことですのでお守りください。
Step4検査当日(ご来院2回目)
当院では鎮静剤(静脈麻酔)を使った大腸カメラを行っているため、鎮静剤を使用した場合には検査後の車、バイク、自転車の運転が禁止となります。ご来院には公共交通機関を利用されるか、ご友人・ご家族の送迎でいらしてください。受付後、便の状態の確認や検査着への着替えを行って準備して頂きます。
Step5検査準備
下剤服用室にて、腸管洗浄剤(下剤)を2時間ほどかけてゆっくり飲んでいただきます。 排便するたびに便色は下記のように変化します。固形の便から黄色みより薄い透明な水様便になりましたら、検査可能です。排便回数は約5~8回になります。 ある程度落ち着いてから、検査着への着替えを行って準備して頂きます。
※腸管洗浄剤 下剤が含まれている水です。検査前にお腹の中の便を全て出して、腸管内をきれいにするために飲んでいただきます。
Step6検査
あらかじめ鎮静剤(静脈麻酔)を投与するための末梢静脈路確保を行います。検査室で鎮静剤を投与し、検査を始めます。大腸カメラは観察のみでしたら10~15分程度で終了し、大腸ポリープ切除を行った場合もほとんどは20分程度で終了します。時間が長くなっても途中で鎮静剤の効果が切れることはありませんので、ご安心ください。稀にですが、検査中に発見されたポリープが大きい、数が多いなどで後日入院による手術が必要なケースがありますが、その場合には連携している高度医療機関を速やかにご紹介しています。
Step7検査終了
鎮静剤効果は検査終了後、すぐに目が覚めますが、はっきりと覚めるまで15分程度、個別リカバリールームでお休み頂いています。
Step8ご説明
医師が検査画像を用いて分かりやすく結果をお伝えしますので、気になることや心配なことがありましたらどのようなことでもお気軽にご質問ください。組織採取(生検)をした場合は病理検査の結果が出るまでに時間を要すため、2週間後に再度ご来院(ご来院3回目)頂き、組織の結果が良性か悪性かなどの結果説明があります。
Step9帰宅後
飲食は検査終了1時間後から可能になります。長時間食事制限を行っていますので、低血糖を予防するためにも甘いものや炭水化物などを食べるようにしてください。なお、ポリープ切除を行った場合、食事は消化しやすいものから少しずつ普通の食事に戻していきます。 ポリープ切除を行った場合は、個人差がありますが1週間程度、食事や長距離移動、運動、排便時のいきみなどに関する制限を守っていただく必要があります。出血や穿孔などの合併症を防ぐためにも医師の指示をしっかり守ってください。
大腸カメラ検査のおおよその所要時間 ~院内下剤服用の場合~
当院では、患者さんが午後の時間を有効に使えるように8時30分から検査予約の枠を準備しています。(下剤を自宅で服用される場合は院内で服用されるよりも2時間程度早くご帰宅となります。また、午後検査希望の方は午後の検査も可能です)
院内下剤服用の場合(大腸カメラ)であれば、 8時30分来院→下剤服用室へご案内、下剤服用開始→検査ができる状態になるまでに2時間程度、検査着に着替えて検査開始→検査時間15分~20分→検査終了後15分から30分休憩→12時~13時ごろ結果説明→お会計という流れになります。
※大腸カメラ検査時に大腸ポリープが見つかった場合は、同時に治療も行いますので、検査(処置)時間が追加でかかる場合がございます。
※クリニック開業前に想定した時間設定となりますので、時間が前後することがあります。開業後、実際の所要時間と擦り合わせを行いますのでご了承ください。また、他の患者さんで緊急の対応を要する場合には、お時間をお待たせしてしまうこともあるかと思います。その際は大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどをよろしくお願い致します。
大腸カメラ検査をお勧めする方
保険診療の対象となる方
基本的には医師により内視鏡検査が必要と判断した場合となります。
胃カメラ検査をお勧めする方
- 上部消化管に起因する症状がある方(胸やけ、嘔気、上腹部不快感、胃痛など)
- 過去に上部消化管(食道、胃、十二指腸)に病気(胃炎、潰瘍、腫瘍など)を指摘された、治療歴があり定期検査・精密検査・治療を勧められた方
- 血液検査結果で異常(貧血、腫瘍マーカー高値など)を認め、精密検査を勧められた方
などが対象となります。
大腸カメラ検査をお勧めする方
- 下部消化管に起因する症状がある方(便秘、下痢、血便など)
- 過去に下部消化管(結腸、直腸など)に病気(ポリープ、潰瘍、腫瘍、炎症など)を指摘された、治療歴があり定期検査・精密検査・治療を勧められた方
- 血液検査結果で異常(貧血、腫瘍マーカー高値など)を認め、精密検査を勧められた方
- PET-CT検査や大腸CT検査などの他の画像検査で大腸に病気が疑われた方
- 検診で便潜血陽性を認めた方
などが対象となります。
胃・大腸カメラ検査をお勧めする方
- 消化管に起因する全身症状がある方(血便、食欲不振、体重減少、腹痛など)
- 過去に上部消化管(食道、胃、十二指腸)、下部消化管(結腸、直腸)にいずれも病気を指摘され、定期検査・精密検査・治療などを勧められた方
- 過去に上下部消化管内視鏡検査の定期検査を勧められた方
- 血液検査結果で異常(貧血、腫瘍マーカー高値など)を認め、精密検査を勧められた方
- 検診で便潜血陽性を認めた方
などが対象となります。
自費診療の対象となる方
●胃カメラ検査 :症状のない方 40歳以上
●大腸カメラ検査:症状のない方 40歳以上
「胃がん・大腸がん」の罹患数は50歳前後から上昇すると言われていますが、若い方で「がん」を診断されるケースが少なからずあります。当院は「がんの前駆病変」の早期発見・早期治療のために40歳からの内視鏡検査を推奨しています。ピロリ菌の心配のある方や、周りの方から内視鏡検査を勧められた方など、40歳未満の方でも内視鏡検査を受けられますのでご安心ください。また、豊島区の方は胃がんリスク評価にて、血液検査でピロリ菌検査を受けることもできますので、ぜひそちらもご利用ください。 各自治体によって自治体のがん検診のための胃カメラ検査、便潜血反応検査を無料で受けられますので、ぜひご自身の自治体の検診についてもお調べ下さい。各自治体のがん検診の内容が異なる可能性もあります。当院は豊島区にありますので、豊島区のがん検診を元に、以下に自費診療の対象となる方について詳しく説明させて頂きます。
胃カメラ検査 症状のない方 40歳以上
※50歳以上の方は、豊島区のがん検診にて胃カメラの検診を受けることができます。 ※当院は2024年を目途に区の検診の受け入れも開始予定です。
大腸カメラ 症状のない方 40歳以上
※豊島区のがん検診にて30歳以上の方は便潜血反応検査の検診を受けることができ、陽性だった方は保険診療での大腸カメラ検査を受けられます 豊島区では、6つのがん検診と胃がんリスク検診があります。 がん検診は、胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診、前立腺がん検診があります。 胃がん検診、大腸がん検診のそれぞれの対象者、内容は以下の表のようになります。ぜひご参照して頂き、年齢が当てはまる方はぜひ区の検診をご検討ください。
対象者 | 内容 | |
---|---|---|
胃がん検診 | 40歳以上 | バリウム検査 |
50歳以上 | 胃カメラ | |
大腸がん検診 | 30歳以上 | 便潜血反応検査 |
胃がんリスク評価 | 20~39歳 | ピロリ菌検査(血液検査) |
胃がんリスク評価 | 40歳、50歳 | ABC検査(血液検査) |
当院は「がん」の早期発見・早期治療だけでなく、がんの前駆病変の早期発見・早期治療を重要視しています。 血便や便秘などの自覚症状がある時にはすでに進行がんとなっていることが多く、手術が必要となり、家事や仕事を休む必要が出てきたり、その中から医療費の捻出が必要となったり、「がん」は私たちの生活に大きな変化をもたらします。 血便や便秘などの症状のサインは、実際に大腸カメラで大腸の内面を見ることで、大腸がんや大腸ポリープなどの前駆病変の発見治療が可能になります。大腸ポリープはほとんど自覚症状がないにも関わらず、放置していると大腸がんになる可能性が高いという厄介な病気です。大腸がんの罹患数、死亡数は増加しており、日本人の死因の上位です。血便、下痢の症状から発覚する大腸がんの発症リスクは50代から増加します。すでに症状のある方は早期の内視鏡検査をお勧めします。また、何も症状がない方でも「がんの前駆病変」、「大腸ポリープ」の早期発見・早期治療のために、40代からの大腸カメラ検査を推奨します。
検査費用
保険診療の方
症状や過去の検査歴からから検査が必要と医師が判断した場合は保険診療となります。下記目安ですが、実際の診療内容により変動がございます。
保険診療 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
大腸カメラ検査 | 約1,700円 | 約5,000円 |
大腸カメラ+生検(病理検査) | 約3,000~7,000円 | 約10,000~20,000円 |
大腸ポリープ切除術 | 約7,000~10,000円 | 約20,000~30,000円 |
※診察料、事前検査の採血費用は別途必要です。
自費診療の方
人間ドックのページをご参照ください。
予防医療フルコース
- 胃がん+生活習慣病早期発見
- 大腸がん+生活習慣病早期発見
- 胃がん・大腸がん生活習慣病早期発見
胃がん・大腸がん早期発見コース
- 胃カメラ
- 大腸カメラ
- 胃カメラ+大腸カメラ
上記6種類のメニューに追加で各種オプションメニューを用意しています。 それぞれご自身のご希望と合わせてご検討ください。ご自身で決められないという方は、まずは相談でご予約ください。
人間ドックメニュー
予防医療フルコース
胃がん・大腸がん早期発見コース
上記6種類のメニューに追加で各種オプションメニューを用意しています。
予防医療フルコース | ①胃がん+生活習慣病早期発見 | 29,800円(税込) |
---|---|---|
②大腸がん+生活習慣病早期発見 | 34,800円(税込) | |
③胃がん・大腸がん生活習慣病早期 発見 |
45,000円(税込) | |
胃がん・大腸がん早期発見コース | ①胃カメラ | 19,800円(税込) |
②大腸カメラ | 27,500円(税込) | |
③胃カメラ+大腸カメラ | 38,000円(税込) |